パソコン資格の中で、P検とMOSどっちを取得したらいいの?と迷われている方が多いよです。
実は働く職場によって、どちらを選んだほうが良いのかそれぞれ資格の内容には特徴があります。
自分のこれから働きたい職場にあった内容の方を選ぶことでスッキリ解決できるでしょう。
二つとも同時に取得するには、時間もかかります。
それに、どっちを先に取得したらいいのかな?とも迷ってしまいますよね。
そこで、今回は、P検とMOSのそれぞれの試験内容や勉強法、メリット・デメリットについて紹介していきたいと思います。
P検とMOSの勉強法と試験内容とは?
P検は以前パソコン検定と呼ばれていましたが、今はICTプロフィシエンシー検定と呼ばれています。
P検を持っていると、知識力、タイピング力、ICTを活用した問題読解力、実技力など総合的に身に付けることができる資格です。
試験の内容を大まかに分かりやすく分けると
- 知識問題
- タイピングのテスト
- プロフィシエンシー
- ワードやエクセルの知識、実技
学習方法は3つの事を意識してみてください。
- テキストや過去問題集など利用し模擬練習をする。
- タイピングの練習をする。
- ワード、エクセルの応用を学習する。基本はマスターしておく
ポイントは、一つ一つの用語をしっかりと理解しないと問題も解きにくいので、パソコン用語辞典を使って知れべながら進めましょう。
ワードやエクセルの技術問題も専門用語が多いので細部までこだわって学習するといいですよ。
また、範囲が広いため、独学よりもパソコン教室などで学ぶ方が効率的です。
MOSはマイクロソフト社のワードやエクセル、パワーポイントなどの実践的に使える操作力を身に付けることができる資格です。
試験の内容は、知識問題はなく、実際に操作をする実技のみ試験です。
実技のみですが、細かい操作までしっかりと覚える必要があります。
学習方法としては、テキストや模擬練習を中心に、一つ一つ細かい操作を学習していきます。
テキスト丸写しするくらい画面の名所やツールの名前など、質問にでくる専門用語までを調べて、学習しましょう。
そうすることで、テスト問題の出題の中にも専門用語が書かれていたり、ツールの名前で支持される問題があるので細かい所まで学習しましょう。
パソコン教室に通って学んだり、独学で勉強することもできます。
このようにそれぞれの資格には特徴があってとても魅力的な資格です。
P検のメリット・デメリット
P検のメリットは、与えられた業務上の問題に対して、自分の持っている知識や技術を使い状況に応じて解決し、プラスαして活用できると同時に、操作力など総合的なスキルが身に付きます。
今は、会社や小学校からもICTが活用されています。
例えば、
- パソコンをプロジェクターなど周辺機器と接続して使う時
- インターネットを利用し集めた情報にプラスαし皆で共有する時
- 共有フォルダーを扱いデータ整理等を行う時
このように色々な場面で使うことができます。
一方デメリットは、専門用語が多く、一つ一つ用語の意味を理解し、さらにタイピング力も身に付けなくてはなりません。
そして、学習範囲が広いので、取得するまでのモチベーションの維持や、試験内容のイメージが付きにくい所があります。
また、レベル別に(級)に分かれていので、どれを取得すればいいのか分かりづらい面もあります。
MOSのメリット・デメリット
MOSのメリットは、取得すると同時に、実際にすぐに使えます。
また、知名度も高く国際的な資格なので、アピールもしやすいです。
自己流ではなく、基本を身に付けられるので、作業が早くなります。
会社員や、事務職、プライベートなどでも活躍できます。
例えば、どういうことができるようになるかというと
- ワード:お知らせ文書やビジネス文書作成
- エクセル:簡単な表計算の入った書類作成
- パワーポイント:ちょっとかっこいいプレゼンテーションの資料作成
このように色々と作成できるようになります。
デメリットは、科目ごとに分かれていて、一つ一つ習得しなくてはならない所です。
ワードだけ取得してもワードが使えることしか証明が出来ません。
そして、一般(基本操作ができる)上級(細部まで極めた操作ができる)に分かれているため、使いこなしたいと思っている方は、上級まで進む必要があります。
一気に取得はできないので、金銭的にも日数や費用は試験ごとにかかります。
実際に役に立つのどっち?
どっちが実際に役に立つかというと、どちらも一般的な会社で、効率的にパソコン作業ができるように活用できます。
ただ、それぞれ資格にも特徴があるように、職場によって活かせる方の資格を取得するのがおすすめです。
まず、P検は情報や知識などICTを活用した問題解決力、幅広く技術も身に付くので、それにあった職業のかたはおすすめです。
ただ、級別になっているので、履歴書などに記載でき、実践でも使えるレベル3級は取得しておくといいです。
例えば、パソコンのインストラクターなどは、知識も技術も必要になってきますのでピッタリかと思います。
MOSは、ワードやエクセルなどの単体で操作力が身に付く資格なので、直ぐに実践で活用する事が出来ます。
科目にもよりますが、ワードのみ取得した方は、お知らせ文書やビジネス文書などよく作ったりする職種のかたは多く活用できると思います。
また、エクセルも取得した方は、事務職で会計や、データー管理をする職種の方がすぐに使えます。
それぞれ職と資格の特徴をとらえて自分に合った方を選んでみると実際に役立てることができます。
さらに、両方の資格とも、上級がありますので、スキルアップしたい方は、目指してみるといいかもしれません。
P検とMOS初心者が取得しやすいのはどっち?
どちらの資格も初心者から学習することができますが、どっちが取得しやすいかと言われると、それぞれに特徴や個人差もありますが、
知識問題やタイピング力がいらない分、実技のみ科目ごとに特化したMOSの方が取得しやすいかと思います。
一方、P検はパソコンの総合的なスキルなので、覚える範囲も広いですし、時間もかかりますので、初心者の方は少しつまづきやすいかと思います。
P検でのワードやエクセルの技術はMOSで言うと応用範囲に当たるので、ある程度基本操作を進めてからの方が効率的かと思います。
まとめ
今回は、P検とMOSの試験内容やメリット・デメリットついてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
それぞれ資格にも職場にも特徴があり、自分自身に合った方を選びとるといいとおもます。
やはり、一度取得したらこれからずっと身に付くスキル証明なので、どしらも役に立つちます。
また、余裕があれば、両方取得してみるのもいいですよ。
せっかく取得した資格を上手に活用してくださいね。
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