教える仕事といえば、パソコンインストクタ―や学校の先生、新人教育されているかたなど他にもたくさんありますよね。
働き始めて人に教えることの難しさに直面したことがあるひとも多いようです。
「これだけ教えているのに何で伝わらないのだろう」「分かってくれない」などと思ったことありませんか。
でも、初心を思い出して下さい。
あなたはどのように教わりましたか?分かりやすかったですか?
自分では教えているつもりでも実は相手には全然伝わっていないこともあるでしょう。
そこで、今回は教えるのが上手い人の3つの特徴!下手な人との違いって何?についてご紹介していこうと思います。
教えるのが上手い人の3つの特徴!
教えるのが上手い人って何か特別な勉強でもしているのかと気なりますよね。
先輩を色々と観察してみても答がでないこともあるでしょう。
3人いれば3人とも教え方が違います。
でも、教えるのが上手な人には特徴があるんです。
そこで、教えるのが上手い人の3つの特徴!をご紹介していきます。
- 相手のレベルに合わせられる
- 分からないひとの気持ちを考えられる
- 口頭だけで伝えない
などが3つの特徴です。
それぞれ解説していきます。
相手のレベルに合わせる
相手のレベルに合わせて教えましょう。
例えばパソコンインストラクターだとすると、パソコンを習いにくる生徒さんは皆スタート地点が違います。
初心者さんの方もいれば、ある程度できレベルアップしたいひともいます。
また、何度か説明をしてやっと覚えれるかたもいれば、1回の説明で覚えられるかたもいます。
例えば以前生徒さんからこんなことを言われたことがあります。
「さっきA先生に聞いたのだけどよく分からないから、2度聞ききにくいので、もう一度教えて欲しい」と質問されました。
A先生は知識も豊富で、私が聞いている限りでは、親切に分かりやすく伝えてるように思いましたが、それは私のレベルにはそう聞こえただけで、生徒さんのレベルには合っていなかったようです。
インストラクターがやってしまいがちなのが、丁寧、親切に教えなくてはとばかり思いが強くなり、すべての人に同じく教えてしまうことです。
教えられる立場としては、求めていることが全然違っていてまったく伝わりません。
自分の教えたい思いだけが空回りして、的外れな回答をしてしまいそれでは一方通行になってしまいます。
なので、一人一人に合わせて、その人は今何を求めているのか、どのレベルなのかに合わせた言葉を使って説明しないと伝わりません。
常に相手のレベルに合わせて教えることが大切です。
分からないひとの気持ちを考えられる
常に分からないひとの気持ちを考えて教えましょう。
例えば、分からない人の気持ちって分かりますか?
「分からないところはいつでも質問して下さい」、「何度もお答します」これってよく聞く言葉かもしれませんが、分からないひとは何を質問していいかが、分からないんです。
分からない所が分からないんです。
そこも導きだしてあげないといけません。
なので先回りをして、その人が分からなそうだなと思った所を伝えてあげましょう。
そうすることで、「そこは分かるよ」「じゃこここは?」なんて言いながら会話的に話をしてあげるとその方の分からない所が見えてきます。
どういう所でつまづきやすいのかなど特徴を捉えることができますので、それに合った回答をしてあげるといいでしょう。
分かる人にはちょっと理解しにくいかもしれませんが、
自分が初心だった時の気持ちを忘れないことがポイントです。
口頭だけで伝えない
例えば、パソコンインストラクターの場合、質問を受けた時に、口頭だけで説明するのは伝わりにくいです。
特に何度も説明が必要な方には、説明をしながら紙に書いたり、画面を指さししたり、動作を入れることにより、伝わりやすくなります。
わたしもこの方法はよく使うのですが、その時に説明した際、書いた紙を欲しいという生徒さんが多いんです。
後で見返したとき、その時の状況を浮かべることができ、覚えやすいのだといっていました。
口頭だけでは形として残らないので、すぐに忘れてしまう方が結構います。
なので、後で見返すことができるようにカタチといて残せる方法で教えるといいでしょう。
また、身振り手振りも使うことでイメージもわきやすいため動作も入れると伝わりやすいです。
新人さんを教える時などもこの方法は使えるとおもいます。
このように、もちろん説明の仕方も必要ですが、まずは、相手の気持ちや立場に立っつことがとても大事です。
教える立場になった時は、自分が教わるとしたらどのように教わりたいか想像しながらやってみるといいでしょう。
ある程度経験を積むことで見えてくることもありますが、経験の浅いうちは、まずは、できるところから取り組んでみてください。
下手な人との違いって何?
教えるのが下手なひとは下手なわけではないと思います。
教えることが何なのか理解していないのかもしれませんね。
一方的に教えたところで、相手に伝わっていなければ成立しませんので、伝わらないため下手と言われてしまいます。
下手だと言わる人がよくやってしまいがちなことをいくつかあげてみます。
・自己満足
・早口
・初心を忘れる
自分の意見だけを述べ相手がどう思うかは気にせず、知識を教えることに満足してしまい、相手に響かない説明をしてしまうと伝わりにくいですね。
また、知識が豊富なだけあって、説明が的確なのですが、話すスピードが早くて聞き取れない人もいます。
長年努めている、インストタラクターや学校の先生もうそうですが、初心を忘れてしまいがちで、同じ目線に立てない人はいくら説明をしても相手の気持ちに届きません。
このように、知識や経験も豊富なので、説明はとても上手な方が多いのですが、相手の気持ちを意識していないがために、思ったように分かってくれないということも多いのではないかと思います。
とくにパソコンのインストタラクターの場合は「教える」→「伝わる」→「できる」までサポ―トが必要なので一つでもかけてしまってはなりません。
なので、下手だと言われたり、感じているかたは、ひとつひとつクリアできるようにしていきましょう。
教える仕事のコツとは?
普段当たり前と思っていることでも、相手にとっては当たり前じゃないこともあります。
人それぞれ受取りかたも違います。
教わる方は分からなくても「聞いていいのかな?」と迷っていることも多いです。
教えるばかりに集中するのではなく、聞きやすい環境を整えてあげるのも大切なポイント。
「ここ分かりにくくない?」などと聞きやすいように、声をかけてあげるのもいいですね。
そして、教える側は内容を把握して、順を追って説明できるようにしておきましょう。
教えたいことがありすぎてダラダラあれもこれも伝えてしまうと、結局どれが大事なのか分からなくなってしまうので、重要なポイントをおさえながら伝えてみると、相手にとっては聞きやすいですよね。
また、伝わっているか途中経過を確認しながら進めると良いです。もしかすると分からないまま進んでしまっているかもしれません。
最後に一つ、例えば、人にもよりますが、保険やさん、家電の店員さんなどお店員さんから学ぶのも一つのコツだと思います。
相手の分からない所を瞬時にとらえて、答えやすいように先回りをし誘導してくれますよね。
つまづきやすいポイントを既に回避するように説明をしてくれるのでかゆい所に手が届く話テクをしてます。
このように、教える仕事のコツって工夫をすれば、たくさんあります。
人それぞれちがいますので、色々な方を参考にして自分に合った教え方を見つけてみてください。
まとめ
今回は、教えるのが上手い人の3つの特徴!下手な人との違いって何?についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか
伝わりやすい話し方をするテクニックも必要です。
でも、初心を忘れず、まずは教わる人の気持ちを考えることも大事です。
そして、常に優しさを持って教えてあげて下さいね。
威圧感や冷たさを感じてしまうとどれだけ良い事を言っても相手には響きませんからね。
特にパソコン初心者の方は、不安でいっぱいなのです。教えると同時に不安も解消していってあげましょう。
教わる人は、あなたから学びたいと思っているはずです。全力でサポートしてあげるよう心掛けてみましょう。
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